・アロマテラピーって何?
・アロマテラピーのメカニズム
・エッセンシャルオイルとアロマオイルの違い
・アロマを暮らしに取り入れるために
アロマテラピーって何?
アロマ(AROMA)とは、ギリシア語で「自然の良い香り」
その名の通り、自然にいい香りがするものがアロマです。
とっても簡単ですね!
アロマは自然にいい香りがするもの。
そんなに難しく考える必要はありません。
そして、テラピーとは?
テラピーは「療法」
療法は治療の方法、治療の仕方です。
まとめるとアロマテラピーは「自然のいい香りを使った治療」という意味です。
特に植物に備わっている力を借りて、人間本来の自然治癒力を促し、心と体の両方が健康でいることを維持する方法をいいます。
アロマテラピーが自然のいい香りによる治療だとしたら、どのように治療するの?
アロマテラピーのメカニズム(鼻から脳へ)
空中に浮遊する芳香成分は、鼻の入り口を通って、その奥にある細胞を伝わって
脳に伝達されます。
ここに香りのメッセージが届くと、心と体に変化が起こるという仕組みです。
脳に伝わることにより、気持ちが良いという感情が呼び起こされ癒されるというのです。
アロマテラピーのメカニズム(肌から体内へ)
エッセンシャルオイル(精油)は
肌からも作用します。
マッサージなどで皮膚表面から吸収された成分は、皮膚から毛細血管やリンパ管に入り、
全身に循環します。
マッサージ後20分以上経つと、血液中に吸収されることが実験でわかっています。
エッセンシャルオイルとアロマオイルの違い
エッセンシャルオイル(精油)は、植物の花、葉、枝、果皮などから抽出された芳香成分です。
エッセンシャルオイルは、植物の香りと効力が凝縮されているため、その成分や効能は複雑です。
<エッセンシャルオイルの特徴(別名:精油)>
- 価格が高い
- 生産地が記載されいる
- 100%植物由来
- 効能が期待できる
- 温度湿度変化に弱い
- 生産地や時期等により香りが変わることがある
一方のアロマオイルは、人工香料または人工香料が混ざったもの等であり、効能は期待できません。
<アロマオイルの特徴(別名:フレグランスオイルなど)>
- 価格が安い
- 香りが強い、長続きする
- 温度湿度変化に強い
アロマオイルは、エッセンシャルオイルのデメリットを克服したものです。
価格を安く、品質を安定させる。
しかしながら、植物のもつパワーまでもは真似ることはできません。
アロマテラピーを活用するのであれば、価格が多少高くても植物のパワーを借りて、
たっぷり癒されましょう。
アロマを暮らしに取り入れるために
アロマテラピーはフランスでは古くから暮らしに取り入れられており、医学の一分野となっています。スイスやベルギーでも同様の取り組みが行われています。
イギリスは医療というよりもオイルマッサージが普及しており、リラクゼーション効果を高めるものとして捉えられています。
ドイツやアメリカでもかなりポピュラーなものとなっています。
日本でも近年、少しずつ普及してきており、病院などでもアロマテラピーを受けられるところが増えていますが、一般的にはまだよくは知られていない印象があります。
ここまでお話ししてきたように、アロマテラピーは難しいものではありません。
本物のエッセンシャルオイルを購入すれば、香りを嗅ぐだけでも植物は私たちを癒してくれます。
アロマテラピーを暮らしに活用する方法はたくさんありますが、最も簡単な方法は香りを嗅ぐことです。
瓶のまま鼻を近づけるだけでも大丈夫です。
でもエッセンシャルオイルの選び方は?
と思う方もいるかもしれません。一番良い方法は、お店に行って香りを嗅いでみることです。
好きな香りがあなたに合った香りです。
本能に委ねてみましょう。
またエッセンシャルオイルの特徴や最新データなどを少しずつアップしていこうと思いますので、
アロマテラピーの活用方法に迷ってしまう方は、またぜひ遊びにいらしてください。