- エッセンシャルオイルについて
- エッセンシャルオイルの種類
- エッセンシャルオイルおすすめ5選
- エッセンシャルオイルを使い始める前に
- エッセンシャルオイルの使い方
エッセンシャルオイルについて
エッセンシャルオイルは、私たちの体にいろいろな作用を及ぼします。
その働きは複雑に絡み合って効力を発揮しますが、その効力は「心への作用」と「体への作用」に分けることができます。
心への作用は、香りがもたらす大きな役割です。
心の健康が疾病の治癒に果たす役割がとても大きいことが証明されています。
体への作用は、有機化合成分が生命維持機能のバランスを整えたり、ウイルスなどに対する抗菌や鎮痛、消炎、肌への作用も知られています。
よく心と体といわれますが、心の健康、体の健康、この2つが健康でなければ人間は元気でいることができないのです。
心と体に働きかけるアロマテラピーを上手に活用すれば、暮らしの豊さにもつながります。
エッセンシャルオイルの種類について
エッセンシャルオイルは約100種類あるといわれています。
その中でも一般的なものは50種類前後。
一度に全てを揃える必要はありません。
まずは3種類、好きな香りを選んでみましょう。
よく出回っているもの、手に入れやすい価格、好きな香り、効能で選ぶといいと思います。
以下に手に入れやすい10種類と簡単な効能を記してみました。
よければ参考にしてみてください。
- ラベンダー :リラックス、自律神経のバランスを整える
- オレンジスイート :リラックス、不眠、食欲増進
- レモン :リフレッシュ、集中力、皮膚の引き締め、殺菌作用
- グレープフルーツ :リフレッシュ、気分を明るくする、脂肪の分解や燃焼
- ユーカリ :リフレッシュ、集中力を高める、呼吸器改善
- ペパーミント :リフレッシュ、虫除け、体表面を冷やす、呼吸器改善
- フランキンセンス :リラックス、瞑想、呼吸器安定、殺菌、老化・乾燥肌
- レモングラス :リフレッシュ、消化促進、血行促進、虫除け
- ティートゥリー :リフレッシュ、抗ウイルス、殺菌
- クラリセージ :ストレス、緊張を和らげる、女性ホルモン調節作用
エッセンシャルオイルおすすめ5選
上記に示したものの中からお好きなものを選んでもらうのもいいと思います。
香りは大きく分けて7種類に分けることができます。
- フローラル系
- 柑橘系
- ハーブ系
- 樹脂系
- スパイス系
- オリエンタル系
- 樹木系
はじめは同じような香りではなく、違った香りを選んでその日の体調や気分に合わせてご使用されることをおすすめします。
- ラベンダー
- スイートオレンジ
- ティートゥリー
- クラリセージ
- ペパーミント
エッセンシャルオイルを使い始める前に
エッセンシャルオイルは植物のエネルギーが凝縮されているため、使い方を誤ると危険な場合があります。
注意事項を守ってアロマ生活を楽しみましょう。
- エッセンシャルオイルの原液を直接肌につけない
- 子供やお年寄りなどには、容量を減らして使う
- 持病のある人、妊娠中の人は使用できないエッセンシャルオイルは使わない
- 柑橘系のエッセンシャルオイルを使用した後に、直射日光に当たらない
- 使用する前にパッチテストをする
*エッセンシャルオイルの原液を直接肌につけない
エッセンシャルオイルは凝縮されているため、肌に刺激がある場合があります。
エッセンシャルオイルを使用する際は、水やエタノール、キャリアオイル (希釈用の植物油)などで希釈してください。皮膚の弱い部分(目や口の周り)、粘膜などには薄めたものでも使用しないこと。
刺激を感じたらすぐに水で洗い流してください。
お風呂に入れるときは5滴以下にしましょう。子供やお年寄りは2〜3滴。
*持病のある人、妊娠中の人が使用できないエッセンシャルオイルは使わない
▷妊娠中に使用しても良いエッセンシャルオイル
- カモミール
- クラリセージ
- ゼラニウム
- ラベンダー
- ローズ
- ネロリ
- ジンジャー
- パリマローザ
- パチュリー
- プチグレン
- ローズウッド
- サンダルウッド
▷妊娠初期
- 植物油のみを推奨
▷妊娠4〜6ヶ月
- ネロリ
- ティートゥリー
- ユーカリ
- サンダルウッド
- 柑橘類
▷妊娠6ヶ月以降
- 上記精油
- ラベンダー
- カモミール
- ゼラニウム
- ローズ
▷高血圧
- ユーカリ
- ローズマリー
▷低血圧
- イランイラン
- マージョラム
- ラベンダー
▷てんかん
- フェンネル
- ローズマリー
- ユーカリ
*柑橘系のエッセンシャルオイルをつけた後に直射日光に当たらない
レモン、ベルガモット、グレープフルーツ、マンダリンなど柑橘類の皮から抽出したエッセンシャルオイルにはベルガプテンなどの紫外線に反応する成分が含まれています。これを取り除いたエッセンシャルオイルもありますが、その処理をいていないものは、日光に当たることにより皮膚が赤くなったり、シミができたりすることがあります。
柑橘類のエッセンシャルオイルをつけたら、直射日光に当たらないと覚えておけばいいでしょう。
エッセンシャルオイルの使い方
エッセンシャルオイルの使い方は様々です。
ぜひご自分のお好きな方法を見つけてください。
今回は初心者におすすめの簡単な使い方をご紹介します。
- 芳香浴
- 沐浴法
- 吸入法
- 湿布法
*芳香浴
ティッシュに垂らす、枕に垂らす、ディフューザー、アロマキャンドルなど、自然に蒸散させる方法
*沐浴法
湯船にエッセンシャルオイルを5滴以下垂らす、塩などに混ぜてから湯船に入れる
*吸入法
マグカップや洗面器に熱湯を入れ、エッセンシャルオイルを3滴以下入れ、吸入する
*湿布法
洗面器に冷水や温水を入れ、そこにエッセンシャルオイルを3滴以下加え、タオルを浸し、体に当てる
簡単なアロマテラピー(エッセンシャルオイルの使い方)なので、ぜひお試しください